うさぎをお迎えしようと決めたら、性別はオス・メスどちらがいいのか迷われることがあるかもしれません。
ちなみに、我が家にはネザーランドドワーフのオスがいます。
なぜオスを選んだかという、理由もあります。
今回は、うさぎの性別によってどのような違いがあるのか、また我が家がオスにした理由などをまとめました。
うさぎはオス・メスどちらがおすすめ?と迷われているどなたかの参考になりましたら幸いです。
目次
うさぎ(ネザーランドドワーフ)オスとメスの違い

うさぎには、オスとメスで性格や顔、問題行動やかかる病気に差があります。
私もうさぎをお迎えする前に色々と調べて知りました。
知っているのと知らないのでは大きな差があるなぁと感じましたので、以下で簡潔にまとました。
ご参考までにお読みください。
うさぎのオスとメス、性別で性格はどう違う?
私は、うさぎを飼う前に、オスとメスでは飼いやすさの違いがあるのかな?と疑問に思いました。
一般的に、うさぎは、オスは縄張り意識が強く、甘えん坊で人懐っこいうさぎが多いと言われています。
一方で、メスは子供を産み守る性質から、独立心がありクールなうさぎが多いのだそうです。
そのように、オスは人懐っこく、メスがクールと言われるのは、ホルモンバランスによるものが大きいのではないかと思います。
これは、私の勝手な解釈ですが・・・
人間もそうであるように、女性の身体や心は、ホルモンバランスを敏感に感じ取ります。
人間もうさぎも、イライラしたり、攻撃的になったり、自分ではどうしようもなく、バランスが保てなくなる時期があるのではないでしょうか。
メスうさぎは、オスとは違い、ホルモンバランスによって、そういう周期を繰り返しますので、メスは意外とクール!であると感じる飼い主さんが多くいらっしゃるのかもしれません。
ただ、人間や犬、猫にも様々な個性があり、性別の差だけで性格が決まってくるわけではありません。
気難しくて独立心が強く、一人が好き!というクールなオスもいれば、人恋しくて甘えん坊なメスだっています。
うさぎを飼うと決めたけれど、どちらが飼いやすいの?と気になって調べた結果、うさぎは性別だけで性格や飼いやすさは判断できないものであると感じました。
ちなみに、我が家のオスうさぎは、人懐っこく甘えん坊ですが、縄張り意識がとても強いです。
そして思春期を迎え、その傾向が顕著になりました。
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ネザーランドドワーフのオスとメス性別による見た目の違い
我が家のうさぎは、ネザーランドドワーフです。
仔うさぎのときにはそれほど違いはないようですが、大人になると、性別によって、顔の形に多少差が出るようです。
顔を比較すると、メスよりも、オスのほうが丸いという特徴があるそうです。
他の種類のうさぎについては分かりませんが、これはネザーランドドワーフ特有のものかもしれません。
どちらでも可愛いことに変わりはないのですが、ネザーランドドワーフには、大人になってからそのような顔の形の違いが出るようです。
私は、ネザーランドドワーフを飼い始めてから、うさぎの本や、ブログなどを拝見していて、(ネザーランドドワーフに限りますが)性別の違いは、顔で判断できるようになりました。
素人のうさぎ飼いにも判別できるくらいですから、それなりに差はあるのかもしれません。
うさぎのオスとメス性別の違いによる問題行動と病気
うさぎのオス・メス性別の違いによって、問題行動や、かかりやすい病気が異なります。
オスの場合、スプレーと言って、おしっこを飛ばし、マーキング行為をするうさぎが多いようです。
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また、マウンティング(腰を振る)と呼ばれる行動も見られるようです。
ちなみに、我が家のうさぎは、マウンティングは一度もしていません。
全てのオスうさぎがするというわけでもないので、性格同様個体差はあるのだと思います。
マウンティングや、スプレー、縄張り意識の強さなどの問題行動は、あまりにひどい場合、飼い主さんが気になるようであれば、去勢手術で落ち着くことが多いようです。
お迎えした当初は、全く考えていなかった去勢手術ですが、我が家のうさぎも経験しました。
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また、メスは発情期になるといつもと性格や行動に変化がみられることが多いそうです。
オス同様、スプレー行為を行うメスうさぎも中にはいるようです。
そして、メスうさぎがかかりやすい病気として、子宮系のものがあります。
4歳以上のメスうさぎの3~5割は何らかの子宮の病気、特に子宮ガンを経験すると言われています。
子宮の病気については、ある程度の年齢になったら避妊手術を行い、病気予防の措置をとられると安心です。
これは、多くの獣医さんが推奨されています。
最終的には飼い主さんの判断になりますが、うさぎを飼うにあたって、オス・メスどちらにしても、去勢・避妊手術が必要になる可能性があります。
そして、問題行動や、病気にも、個体差があります。
例えば、我が家のうさぎを購入したブリーダーさんのところでは、子宮がんが原因で亡くなったメスうさぎはいないとおっしゃっていました。
これは、出産の経験可否で、随分違うのかもしれません。
そして、スプレー行為をするオスうさぎも今までいません、とのことです。
我が家は、そちらのブリーダーさんからお迎えしましたので、この子がスプレー行為をしたのは、ここに来たことが原因?ということになってしまうのでしょうか・・・
ブリーダーさんがおっしゃるのですから、あながち間違いではないとは思います。
環境の違いで、問題行動やかかる病気にも、違いが出るのかもしれません。
結論ですが、どうしても繁殖させたい!という理由がない限り、問題行動やかかりやすい病気によって、性別を決める必要はないのではないかと思います。
我が家のオスうさぎ(ネザーランドドワーフ)の性格と行動

我が家のルビー(雄)について、ご参考までに記しておきます。
うさぎをお迎えする前、オスは縄張り意識が強く、威嚇したり噛みつかれるという情報を得ていました。
しかし、うちの仔は大丈夫!という、根拠のない自信が、私にはありました。
実際にお迎えしてみると、とても人懐っこく、マイペースで、穏やかでした。
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一般的にオスに言われる、甘えん坊でもありました。
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また、いつ来客があっても特に気にかけることなく、動じることもなく、くつろいでいるような子でした。

来客中の様子
初対面の人でも、誰にでも近づいていきます。
うさぎは基本的に臆病で神経質であると思い込んでいた私はとても驚きました。
しかし、うさぎの思春期(3~6ヵ月くらいと言われています)を迎えたころから、それまで気にかかっていた、縄張り意識の強さが、より際立ってきました。
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娘に危害が及んだら、即、去勢手術をしよう!と、決めました。
人間のエゴだと悩みましたが、去勢手術は、できるだけ長く、仲良く共存していくための手段、として捉えることにしました。
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我が家がオスうさぎ(ネザーランドドワーフ)に決めた理由

我が家が、と書きましたが、私の独断で、うさぎを飼うならオス!と決めていました。
それには、理由があります。
私自身が、子宮頚部の上皮内癌を経験したからです。
術後の経過も悪く、何年も医大に通い、痛い思い、精神的ストレスと闘ってきました。
幸い、再発もなく、先日、ようやく経過観察が終わっています。
しかし、うさぎを飼う前に情報収集する中で、メスのうさぎは子宮がんや子宮の病気にかかりやすいということを知った瞬間に、メスは飼えないなと思いました。
常に常に心配でなりませんし、なによりも、将来そういった病気にかかるかもしれない、という可能性があるだけで、心がざわついてしまうからです。
避妊手術という手段もありますが、私にとっては「子宮〇〇」という病名を聞くこと自体が居たたまれないので、迷わず「うさぎを飼うなら絶対にオス!」と決めました。
オスのスプレー行為も、マウティングも、実家の愛犬で経験済みでしたし、去勢手術をしないと寿命が縮まると聞いていましたが、愛犬は去勢手術なしで、14年も生きました。
縄張り意識が強くて、威嚇してきたり、噛みつかれたとしても、生涯可愛がってあげられる自信もありました。(結局は、去勢手術に踏み切りましたが・・・)
まとめ

これからうさぎ(ネザーランドドワーフ)をお迎えしようとした場合、性別の違いで飼いやすさ、どんな違いがあるのかについて、疑問を持たれることがあるかもしれません。
私もそうでした。
うさぎの性別は、生殖器を目視で正確に判別できるまでに、ある程度成長していることが必要であると言われています。
だいたい飼い始めるのは仔うさぎの時期が多いのではないでしょうか。
しかし、ペットショップやホームセンターなどで売られている仔うさぎは、生後間もないうさぎばかりです。
残念ながら、性別が分からなかったり、あいまいだったりすることがあるようです。
ブリーダーさんから購入されるのでしたら、信用できるとは思いますが、それでも生後間もないうさぎさんは、専門家でも「実はまだ判別できません」と言われることがあるそうです。
我が家のルビーは、確実に性別がわかるようになってから、きちんとブリーダーさんと一緒に説明を受けながら確認させていただくことができました。
さて、私のような理由をお持ちの方は少ないとは思いますが、どのような理由であれ、お迎えするうさぎがオスかメスかは、少しは気になるところではないかと思います。
特にこちらがおすすめ!ということは全くありませんが、雄雌どちらを飼うか迷われている方に、少しでも参考にしていただけましたら幸いです。
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