うさぎが食べ残した、または好みではなかったチモシーやペッレト、どうされていますか?
今回は、うさぎの食べ残しや、好みに合わなかったチモシーやペレットを活用した、「カリカリのチモシークッキー」の作り方をご紹介します。
目指したのは、シンプルな材料で、手軽にできること、そしてカビにくい、カリカリのチモシークッキーです。
どなたかの参考になりましたら幸いです。
目次
うさぎの食べ残しや余ったチモシーとペレットの活用法

飼い主が良かれと思って選んだチモシーやペレット。
それら全部を、うさぎさんが喜んで食べてくれるとは限りません。
我が家は、ネザーランドドワーフを飼っています。
私も、今まで何度かチモシーやペレット選びに失敗しています。
また、毎朝のお掃除の際、全くチモシーが残っていなかった!ということは一度もありません。
私は、なんだか勿体なくて、そんな食べ残しや、うさぎの好みに合わなかったチモシーやペレットを、捨てずにとってありました☟

おせんべいが入っていた缶に、100均で買った網を敷いておきます。
その中に食べ残したチモシーを朝のお掃除のときに毎回溜めてあります。

下に、細かいカスが溜まるので、チモシークッキーを作るときに便利です。
ある程度溜まってきたころ、なんとか活用できないかな?とネット検索しますと、「チモシークッキー」のレシピをいくつかみつけました。
我が家のうさぎの場合、ですが、好みではなかったペレットやチモシーも、チモシークッキーにするととても喜んで食べてくれます。
何度も試作を繰り返しながら、先日、やっと納得のいくものを作ることができました。
なるべく手間をかけずに、短時間で、パパッと作れるレシピです。
是非お試しください。
食べ残しや余ったチモシーとペレットで作るカリカリチモシークッキー

ネット検索した「チモシークッキー」のレシピを元に、何度か試作を繰り返しました。
しかし、なかなか納得のいくものができませんでした。
我が家のうさぎは、チモシーの好みも、固めが好きです。
以前購入したことのあるチモシーの中にカリカリの「アルファルファキューブ」が入っており、それをとても気に入っていました。
なんとかそれに近づけたかったのですが、なかなか思い通りのものが出来ず、焼き方や材料の量など、苦戦しました。
しかし、やっと先日、完璧!なものが完成しました。
目指したのは、シンプルな材料で、手軽にできること、そしてかびにくい、カリカリのチモシークッキーです。
手作りのチモシークッキーがカビやすいのはなぜ?

試作品を繰り返している中で、作りたてはカリカリなのに、日が経つと水分が出てきてしっとりしてしまうこと、また、すぐに(一週間以内)カビが生えてしまう点を、何とかクリアしたいと思いました。
チモシーとペレットの分量を工夫してみたり、水分の量を調整してみたり、オーブンで焼くだけ、または焼いてからレンジでチンしてみたりたりと、色々試しました。
完成形のチモシークッキーは、何日か経ってもカリカリの状態を保つことができますし、カビが生えにくいです。
チモシークッキーの中の水分を出来る限り抜いてしまうのがポイントです。
最終的に、オーブンでは焼かずに、レンジのみを使用したほうが時間の短縮にもなりますし、水分がしっかりと抜けることが分かりました。
時間がかかりませんので、思い立ったときに、手軽に作ってあげることができています。
以下で、用意するものや作り方の手順をご紹介します。
用意するもの
- チモシー
- ペレット
- 熱湯
- ミルミキサー
- 電子レンジ
- クッキングシート
- 測り(キッチンスケール)
- 混ぜるもの(箸やスプーン)
チモシーとペレットは、食べ残しや、うさぎが好みに合わず食べてくれないもの、また賞味期限内で余っているものなどを利用しています。
もちろん、新鮮なもの、うさぎさんの大好きなもので作ってあげられても構いません。
つなぎには、シンプルに水(熱湯)のみを使います。
リンゴジュースや、生のリンゴを絞ったものを使用されているレシピがありますが、水のほうがよりカビにくいチモシークッキーができます。
ミキサーは、我が家はこのチモシークッキーを作るために「ミルミキサー」を買いました。
こちらを選んだのは、コンパクトで、「ミキサー」「ミル」「お茶すり器」の3種類の部品が付属されており、お得感があったからです。
チモシーとペレットを砕くときは「ミル」の部品を使っています。
ふりかけもできるというものですので、結構細かく砕くことができます。
他の部品は人間用に使用できていますので、買ってよかったです。
カビにくい!カリカリチモシークッキーの作り方

まず、長めのチモシーは、あらかじめハサミである程度の長さにカットしておきます。
網の下に溜まっているチモシーは、そのまま使います。

このくらいの量をミルカップに入れます。

あとは、ウィーンと砕くだけです。

とっても少量になります。
必要な量に達するまで、繰り返します。

我が家では、いつでも作ることができるよう、ある程度食べ残しのチモシーが溜まったら、ミルで引いておき、このように保管してあります。

今回はこの位の量で作ってみよう!と用意したチモシーです。

チモシーの重さに対して、2倍の量のペレットを用意します。

先日、あまり食べてくれないペレットを使用したときの写真です。
チモシーの量に対して2倍のペレットだと、ペレットが多いのではないか?と感じられると思いますが、試作を繰り返した結果、この分量が最適でした。
ペレットを与えすぎてしまうのが心配、という場合は、ダイエット用のペレットなどを使用されるのもおすすめです。
我が家は毎日与えるので、最近はあえてダイエット用のペレットを使うようにしています。

ペレットもミルで砕きます。
少しくらい固形の部分があっても大丈夫です。
これに、熱湯を少量ずつ加えながら、クッキーの生地(耳たぶくらい)の固さになるように捏ねます。
素手ですとやけどしますので、箸やスプーンなどで混ぜてください。

ペレットが耳たぶくらいの固さになったら、チモシーも加えて混ぜ合わせます。

形を作るときに、型抜きなども試しましたが、手軽に、しかもギュッと圧縮するには、手で握るのが一番楽でした。
時間も短縮できます。
できるだけ圧縮しながら、ギュッと握って、形を整えます。
厚さは1㎝くらいです。
あまり厚さがありますと、上手に水分が抜けきりません。

オーブンではなく、レンジで加熱します。
(画像は厚めで試作したときの物です。これだと厚すぎます)
クッキングシートの上に並べています。
3分ずつくらい、様子を見ながら何度か加熱します。
一度、加熱しすぎて煙が出たことがありましたので、必ず目を離さないように、ちょこちょこと開けて確認しながら作業を行ってください。
目安は、7~8分です。
一度に加熱せず、2~3分ずつ、様子を見ながら繰り返すと失敗がありません。

あとはパットなどに並べて全体に空気が通るように冷まします。
爪でカリカリとやって、時間が経ってもしっとりとしてこないようでしたら完成です。
時間が経ったり、翌日、または数日して、しっとりとするようでしたら、短い時間で結構ですので再度レンジで加熱してみてください。
まとめ

完全に水分を抜くことができたら、カビにくいチモシークッキーになります。
我が家では、お掃除のときに毎回まとわりついてくるので、なんとかならないかなぁ?と悩んでいました。
この「チモシークッキー」を与えると、夢中で食べてくれますので、とても助かっています。
毎朝、晩と2回、たまにおやつにも与えていますので、1~2週間に1度は必ず作ります。
買うのは簡単ですが、安心安全な素材で、しかも喜んで食べてくれるものを作ることができますので、とってもおすすめです。
お時間がありましたら、是非お試しください。
少しでもどなたかのお役に立てましたら幸いです。
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